いまさらソーシャルネットワークを観てみた/起業家の胡散臭さがリアル
今更だが、知人に勧められて、昼休憩のついでに近所のツタヤでソーシャルネットワークを100円で借りて観たので感想を。
映画のときのポスターとイメージが違ったのでツタヤで探すのにちょっと手間取ったが、PCで作業しながら流し観した。
自分は何人か起業家とかいう人に会ったことがあるが、何故かみんな胡散臭い。
この映画の主人公のマーク・ザッカーバーグはもちろん、ショーン・パーカーとか(映画では)山師というか詐欺師にしか見えない。唯一普通なのは友人のエドゥアルド・サヴェリンくらいか。
胡散臭いアスぺ野郎
ザックリといえば、(映画での)マーク・ザッカーバーグは天才というよりもコミュニケ―ション障害のオタクとして描かれている。
2chでいうアスぺ野郎(実際のアスペルガー症候群※とは違ってレッテル・悪口で使う)で、普通に嫌われるだろうという人間像になっている。
※アメリカ精神医学会の診断基準DSM(精神障害の診断と統計の手引き)の改訂により自閉症スペクトラム障害という診断名に統合。
もちろん、フィクションが多分に含まれているだろうから登場人物の実際はどうかしらない。
だが、この起業家たちの胡散臭い空気感は結構リアルだと思う。
ソフトバンクの社長も中国人やら韓国人を使い分けていた時期があったらしいが、自分が見てきた人たちも、はたから見ると信用できない雰囲気を持っている人が多かった。人を簡単に裏切れるのも特徴だ。
それを考えれば映画中の友人へのネガキャンが右翼・総会屋の香りがするのは、起業家がのし上がるのに手っ取り早くそっち系を使う人が多いからか。
今回の気になったこと
そういえば、マーク・ザッカーバーグは世界最年少(現在29歳)の億万長者だとか。
身近に30代前の(成功不成功問わず)起業家も良く見かける。
その人らはIT関連ではないが、良く見ればその職種の情報を上手く使って稼いでいるようだ。
実際、情報のスピードが速くなってるので、現代社会の情報の扱い方は若者のほうが長けているのかもしれない。
まあ、年寄はそういう若者を上手く使いましょう、ということで。